伊勢・熊野の旅
2017.2.1-5
会社のリフレッシュ休暇を利用して伊勢・熊野を巡ってきた。
やはり一度はお伊勢参りをしておかねば、ということと、熊野古道をストイックに歩ってみたいとう長年の願望を叶えたのであります。
初日は伊勢まで移動しまずは外宮を参拝
その後別宮めぐりをしながら内宮方面を目指す
月読宮、ここには月読のほかイザナギ、イザナミも祀られており別宮とはいえ豪華なラインナップ
おはらい町で赤福のぜんざい食べて初日は終了
二日目、内宮を早朝参拝
この日は小雪がチラつく天候で、キリッと引き締まった空気が心地よい
正宮は外からしか参拝出来ないが、圧倒的な存在感を感じる
正宮ではただ感謝するのみ
お願い事は荒魂宮で
伊勢をあとにし熊野へ移動
まずは熊野本宮大社を参拝
日本一の大鳥居がある大斎原、昔はここに本宮大社があったが、大洪水で流されてしまったとの事
この日の宿がある川湯温泉に移動して仙人風呂に浸かる
川を少し掘れば温泉が出るというところ、川をせき止めて巨大な天然露天風呂が出来ている
川だけにところどころ冷たい所もあり、そこがかえって気持ちよい
翌日はいよいよ熊野古道歩き
6時のバスで小広峠に移動してスタート
いきなりの峠道に凹む
途中の沢でおにぎりを頬張った後、こいつで体を温める
杉林の中をひたすら進む
7時に歩き始め12時ごろ発心門王子に到着
ここからは割と緩やかな道が続く
伏拝王子に到着
昔ここから本宮大社が見え、長旅を続けてやっともう一息という所までたどり着いた感動のあまり伏して拝んだという場所
杖がわりにしていた枝とお別れし
熊野本宮大社に到着したのが15時
7時に出発して約8時間の工程であった
モデルとしては9時間半のコースなので、なかなかのペースで歩けたようだ、と自己満足してみる
とは言え脚はパンパンだ
そんな疲れも仙人風呂が癒してくれる
4日目は熊野三山の残り二社を巡る
熊野速玉大社
大社よりも凄かったのが摂社である神倉神社
最も古道の雰囲気を色濃く残していると言われている石段を登る事五百数十段
モモ筋が悲鳴を上げる
登った先に巨石コトビキ岩が鎮座している
ここは神武天皇も訪れたと言う由緒ある場所
パワーが半端ない
那智に移動して最後の古道スポット、大門坂を歩く
石畳の階段と杉並木が古道感を醸し出す素晴らしい道だ
坂を登りきると熊野那智大社が出迎えてくれる
ご神木の中は空洞になっており、そこを通り抜ける時にお願い事をすると願い事が叶うという
隣には青岸渡寺、神仏習合の名残
青岸渡寺を抜けると三重の塔の先に那智の滝が望める
ここは滝そのものが御神体
圧倒的な迫力に言葉を失う
ありがたいお水も頂戴した
参道の苔がいい雰囲気
紀伊勝浦に移動し宿へチェックイン
部屋からは勝浦の海
海沿いの露天風呂で満点の星空を見上げながら、この旅を振り返る
神社と古道と温泉、どれも素晴らしかった
いにしえの人に思いを馳せつつ神話の世界を堪能した旅
こんな旅はなかなか出来ないけれど、いつかまた訪れよう
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